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電子政府オンライン申請体験フェアに行ってきた [情報システム]

今日(10/16)東京国際フォーラムで開催された「電子政府オンライン申請体験フェア」(http://www.e-govfair.jp/)に行ってきました。

仕事の合間に行ってきたので、基調講演「次世代電子行政構想とオープンイノベーション」-東京大学大学院 須藤教授(URL:http://www.e-govfair.jp/schedule.html)のみ聞いてきました。
おおまかな内容は以下の通りで、すでに民間企業では当たり前な事項が多かったのですが、行政機関で実行に移すのは非常に障害が多いことは既知だと思います。

(1) バックオフィス業務とフロントオフィス業務の連携
(2) 行政事務の視点ではなく、利用者視点にたったシステム作り
(3) 認証方式のすみ分け(現在の公的個人認証サービスが全ての手続に必要か?)
(4) シングルサインオンの採用

(1)は、いわゆる「アーキテクチャ」の問題で、バックオフィスシステムが複雑化しているが故にいじりたくないという内向き志向な考えではなく、民間でいうところのEAを政府でもちゃんとやりましょうということです。
また、フロントシステムで収集・加工した情報がバックオフィスと連携していないために、帳票等による業務的な無駄があちこちにある。これはビジネスモデルの改革にあたる部分だと思います。

(2)は、言わずもがなで、普通は顧客満足度を第一に考えるのですが、行政組織では行政事務の効率化のほうに力点が置かれているところに大きな問題があり、それによって利用者にとって非常に使いづらいシステムになっているという、まぁ現状を見れば誰でもわかることです。

(3)については、政府系システムでは、一律にPKIを採用しているのですが、個人利用の場合、かえってそれが障壁となって利用を阻害しているという事です。
ただ、これについてはちょっと考えることもあって、住基ネットが稼動した際には個人情報の漏洩がないかセキュリティを万全にしているのか、ということをこぞってメディアがかきたてたが故に、後で後ろ指を刺されないように個人情報を扱う公的個人認証サービスにおいても認証は厳格にすべきという考えがあったのではないかな、と思っています。
つまりは、国民がどれだけリスクを受容できるのかという問題に帰着するわけで、落としどころの難しいところではあると思います。

(4)は、今話題?かどうかは知りませんが、「SAML」を利用すればよいのではみたいなことを言ってました。

他に海外の事例などを複数紹介されていましたが、どこも真剣に取り組んでいるなあというのが印象的でした。
それに比べて日本ってやっぱり利権というか、自分たちのことしか考えていないのね・・と、ちょっとブルーに。。

まぁ、これから上記の内容で検討が進んでいくようなことをおっしゃっていたので、今後の発展に期待というところでしょうか。

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はじめ

★こりこさん

niceをありがとうございました(^^)
by はじめ (2008-10-17 08:50) 

はじめ

★くらいふさん、pastelさん

niceをありがとうございました(^^)
by はじめ (2008-10-21 08:46) 

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